天然由来成分は安全ではない?
こんにちは、アレルGプラス実験室のブログ主です。
本日のブログはタイトルにもある通り、最近よく目や耳にする事が多くなった
“天然由来成分”という言葉について思うことをまとめてみました。
天然由来成分とは
そもそも天然由来成分とはなんでしょうか?
難しい事は抜きにして、その言葉だけを見たまま読み取って解釈すると、
天然原料から抽出(精製)した成分、といった所でしょうか。
あくまでも個人的な感想になりますが、すごくピュアで悪いイメージはしません。
化粧品分野においては、
JCIA(日本化粧品工業連合会)が、ISO国際標準化機構が定めるISO 16128に準拠し
製品における自然指数、自然由来指数やオーガニック指数、オーガニック由来指数を
算出し、表示要件を統一する取り組みなどを行っているようです。
これはその製品が自然化粧品あるいはオーガニック化粧品であるかを判断するための
ものではなく、化粧品中の自然およびオーガニック成分の比率の計算方法を示すもの
ですが、国際的にもこのような標準化がなされるくらい、自然成分やオーガニック成分
という言葉が世の中に多く使われているのだろうと感じます。
とはいえ、これらの国際的な標準化やそれに対応する動きも、
“天然由来成分=安全” ということを示している訳ではありません。
むしろ、自然や天然である事があたかも安全であると勝手にイメージしてしまっているのは、われわれ消費者の方なのかもしれません。
ー身近にある天然由来成分≠安全
例えば、ごく身近な所で言うと、ジャガイモの芽。
ここにはソラニンやチャコニンと呼ばれる物質が多く含まれていて、摂取すると腹痛、嘔吐や下痢、めまいなどを引き起こし、過剰に摂取した場合は死に至ることだってあります。
また、昔から有名なのはフグの毒ですよね。
これらは、天然(自然)の成分ですが、
ひとたび間違った摂取をすると死を招く事さえあるほど強力な毒で、
“天然由来成分=安全” ではない事を示す分かりやすい例だと言えます。
終わりに
いつ頃から天然由来成分が安心・安全、オーガニックだから安心という
ようなイメージが世間でポピュラーとなったかは定かではありませんが、
単に天然や天然由来、オーガニックと表示されている事だけにとらわれないように気をつけたいですね。
ちなみに、弊社アレルGプラスの原料も天然鉱物ですが、
天然原料だから安全というような紹介ではなく、第三者機関による安全性の裏付け
をきっちりと取得し、製品としてしっかりとした説明が出来るようにしております。
その事については、下のブログでも少し触れていますので気になる方は
ご一読頂けますと幸いです。
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