ブログ主、新規開発品を考える。
こんにちわ!
アレルGプラス実験室のブログ主です。
今日は、アレルGプラスの現在開発中の新商品のお話をしてみたいと思います。
アレルGプラスは、以前よりご紹介させて頂いているようにダニや花粉などのアレルゲンを不活化する天然鉱物由来の抗アレルゲン剤。
アレルGプラスの新しい機能としては、消臭や除菌、抗ウィルスなどの効果を期待して研究開発を進めていますが、アレルGプラス単体ではそんな万能の力はありませんので、別の機能剤を加える事で新しい機能をプラスすることを考えています。
ただ、安直に多機能原料と混ぜ合わせたからといって、欲しい機能をパッと付け加えられるわけでもなく、アレルGプラスとの相性や原料のコンセプトなども考えて選定しなければ、これまでアレルGプラスが培ってきた実績や評判を落としてしまいかねません。
ここが研究開発の難しいところであり、面白いところでもあると思います。
ー相性ピッタリは難しい?
色々な原料を探していたところ、今回の新商品開発の目的にピッタリ合いそうな天然由来の原料を見つけることができました。
まずはアレルGプラスとのご対面~♪
アレルGプラスに付け加えたい機能を持った原料でも、いざ混合してみると相性が悪く、お互いの力を引き出せないばかりかパッと見てすぐに分かるくらい性状が変化することもままあります。
今回選定した天然原料はというと、
相性(相容性)はピッタリとまではいかないものの、それぞれの添加量比率を調整することで製品化できる可能性があることが分かりました。
これだけでもたいしたもんです。
アレルGプラスは天然鉱物由来の主成分を原料とした液剤です。
にも関わらず、反応性が非常によく、悪くいうと慣れていないと非常に扱いずらいとも言えます。
なので、アレルGプラスと混合できる原料というだけでもすごいことなんです。
まずは開発のステップをひとつクリアできました。
ー抗アレルゲン効果を比較する
続いて、アレルGプラス実験室ではおなじみの試験。
学校環境衛生基準の準拠商品、ダニ検査用マイティチェッカーによる抗アレルゲン試験を行います。
ここでアレルGプラスの抗アレルゲン効果が出ないようでは、新しい開発品の研究は原料の選定をするふりだしに戻ってしまいます。
比較したのは、
・天然原料と水の混合品
・アレルGプラスと水の混合品
・アレルGプラスと天然原料と水の混合品
この3点です。
ここで期待するのは、アレルGプラスと天然原料の混合品がアレルGプラスだけの場合と比較して、抗アレルゲン効果が同等以上になれば、言う事なしです。
〈アレルGプラスと天然原料の抗アレルゲン試験結果〉
No. | 検体 | マイティチェッカー | 判定 |
ー | 抗原のみ | ++ | |
1 | 天然原料と水 | ++ | |
2 | アレルGプラスと水 | -~+- | |
3 | アレルGプラスと天然原料と水 | -~+- |
上記の結果より、天然原料はアレルGプラスの抗アレルゲン効果を阻害していないか、もしくは差が区別できないほどわずかな阻害しか認められないと言えそうです。
アレルGプラスに天然原料を加えた開発品は抗アレルゲン効果を阻害することなく、相性も良いと言え、またひとつステップをクリアできました。
ブログ主、新規開発品を考える。
ここまでは研究開発を原料設計におけるステップやアレルGプラスの持つ抗アレルゲン効果を阻害しないかなどのステップにおいてクリアしてきましたが、もう一つ事前に考えておく事があります。
それは、今回の開発品アレルGプラスを含めたアレルGプラスシリーズが、現在市販されている類似商品群と比べて、どのような位置付けにあるのかを知っておく事です。
ーアレルGプラス実験室でできること
アレルGプラスの位置づけを確認するためにアレルGプラス実験室でできる事は、おなじみのダニ検査用マイティチェッカーを使って、他社競合品と抗アレルゲン効果を比較することです。
アレルGプラス実験室でダニ検査用マイティチェッカーを使用して抗アレルゲン効果を比較しているのは、アレルGプラスの商品コンセプトをぶれないようにする為でもあります。
比較する事で開発品の研究する目的を自身で再認識でき、目指す目標が手の届かないものなのか、もうすぐ目の前にあるのかがある程度把握できるのかなと考えています。
こうしてこれからも新規開発品の研究をコツコツと続けていくブログ主なのでした。
アレルGプラスと他社競合品の比較については、別のブログでお話ししています。
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